M-V



今朝の新聞にこんな記事が出てました。


M5ロケットの後継、小型で開発 宇宙機構
http://www.asahi.com/science/news/TKY200607260665.html
(asahi.com)


M5ロケット、9月に最後の打ち上げ 太陽観測衛星搭載
http://www.asahi.com/science/news/TKY200607260599.html
(asahi.com)


要するにM-Vという日本のロケットが退役することになった
って話です。この記事が出る数日前からロケット好きの方々の
M-V』退役を惜しむ声がweb上に溢れ出してまして、事情がよく
わからない私としてはちょっと戸惑っています。


M-V』と言うのはそんなに優秀なロケットだったってこと
なんでしょうか?それか、その退役の裏に色々な問題があるとか・・・。


なんてことを考えてたら参考になる記事を見つけました。
まだ、ざっと斜め読みしかしてませんが、一応張っておきます。


低コスト化で岐路に立つM-Vロケット
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060526_rocket1/
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060529_rocket2/
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060531_rocket3/
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060602_rocket4/
(日経BP)


つまりJAXAってもともと、NASDAと、宇宙研という糸川英夫氏のペンシルロケット
の流れを汲む組織が合併して出来た組織で、今回退役することになった『M-V
ってのはその宇宙研の作ったロケットだったわけですね。で宇宙研のやってきたことを
無に帰すのは余りにも惜しいと言う話のようです。JAXAの中身が今どんな風に運営されて
いるかがわからない私にはなんともいえない話ですが、宇宙研の技術が今後生かされて
いくか、捨て去られてしまうのかというのは興味深く見守っていきたいところです。