今朝、なんとなく朝刊を眺めていたらこんな記事を見つけました。


<思い出の品宇宙へ運びます>
(朝日新聞)


web上にはどうやら記事がないようなので、掻い摘んで説明しますと、
アストロリサーチ社という会社が自前の衛星である『マイサット1』に
写真や手紙、時計、指輪といった記念品を入れて海外のロケットに相乗りさせてもらい
地球の周回軌道に打ち上げるというサービスを始めると発表したということなんです。


アストロリサーチ社のサイトはこちら
http://www.astro-r.co.jp/indexj.htm


素人考え1
これってデブリ問題は大丈夫?
1回こっきりの話なのかなぁ?


素人考え2
なんと、1回の費用が1億円らしいんですが、一体どういう層の人が利用するんでしょう?
庶民には全く手の届かない額ですし、お金持ってる人は自分が宇宙に行きたいとは思っても、
思い出の品を打ち上げたいとは思わないのでは・・・?。あ!自治体が利用するってのは
あるかも。


とまあ、二つの疑問が浮かんだんですが、会社がちゃんと事業としてやろうとしてるということは
ある程度勝算があってやってるんですよね。どんな結果になるかちょっと興味深い。


※付けたし
web上に記事を見つけました。


思い出を宇宙に運びます 5キロ1億円、遺灰も可
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006060801003219.html
(東京新聞)


この記事によると、この衛星は30年で大気圏に突入させて燃やすということになってますね。
デブリ問題はないということはとりあえずわかったんですが、これでいいんですかね?
宇宙に記念品を打ち上げるっていうのは、地球に人間がいなくなった何千年あとにも、
変わらずその品物が地球周回軌道に存在し続けるっていうのがロマンチックで良いのかな?
と私は思ってたんでちょっと拍子抜け感があります。